こんにちは、のの製作所です。
今回も、限定記事をお届けします。
前回は、
「魅力的なオリジナルデザインをいくらでも作れる方法」
をつかみ、商品数を増やしていったものの
「売れない」壁にぶつかってしまった!
…というところまでお話ししました。
「売れない」壁をのりこえたきっかけとなったのは、
私の場合は、
「商品写真の改善」と「インスタグラム活用」による【ショップへのアクセスup】
でした。
今回はそのうちの「商品写真の改善」のエピソードをお届けします。
ショップオープンした当時、
お店のアクセス数は一日一桁が当たり前でした。
(アクセス数とは、誰かがのの製作所のページを開いてくれた回数のこと)
つまり、
ほとんど誰にも見られていないお店だったんです。
「どうしたら、お客さんが来てくれるんだろう」
「どうしたら、売れるんだろう」
「誰かに紙アクセサリーを届けられる日は、本当に来るんだろうか?」
そんなふうに考えていたある日、一通のメールが届きます。
それは、ハンドメイドサイトminneのスタッフの方からでした。
内容は「特別企画記事への協力依頼」。
簡単に言うと、
「指定の画像加工アプリを使って作品写真を加工し、
そのビフォーアフターを記事として掲載させてほしい」
という依頼でした。
minneの方からは、
「のの製作所さんの作品は
デザインがとても素敵だなと拝見していました。
『もう少し写真が明るかったら、魅力がより伝わるのでは』
『特集掲載に選ばれるのでは』
と感じていたので、
ぜひこの機会に写真の明るさなど、つかんでいただければ…」
と言っていただきました。
私は今では、
委託販売の依頼や、国内・海外の展示会やイベントのお誘いなどもいただくようになりましたが、
当時はまだ活動を始めたばかり。
はじめての「企業からの依頼」に
メールを見たときに少し緊張したのを覚えています。
緊張はしましたが、
写真撮影については、ずっと悩んできたポイントだったので、すぐにこの企画を受けることにしました。
結果、「写真撮影方法の基礎」を身につけることができました。
それまで、
「この写真じゃダメなことはわかるけど、どこをどう直したらいいのかわからない」
と悩んでいた商品写真が、
プロのカメラマンが撮影した写真をお手本に見せてもらったり、
画像アプリの使い方を教わり、minneの方にアドバイスをもらったりしたことで
それはもう、劇的に変化したのです。
全体的に何となく暗くて灰色がかっていた写真が、明るくクリアになって、商品の魅力がしっかり伝わるように感じ、自分でも嬉しくなりました。
こうして商品写真が良くなり、そのおかげもあってか
minne特集に立て続けに掲載されるようになりました。
(もちろん、テーマに合うようなオリジナルデザインを作り、積極的に応募したり、タイトルや説明文に使う言葉、ハッシュタグもこだわったりしていました)
月に1回、多いときは月2回のペースで特集に掲載されつづけ、そのたびにショップにお客さんが来てくれるようになりました。
(ちなみに、ここで注意したいのは、「写真が良くなる=即売れる」ではないということ。
どんなに素敵な写真でも、それをお客さんが見なければ、お客さんが買ってくれることはありません。
改善した写真をどう使ってアピールしていくか、工夫は必要です。
素敵な商品写真は、お客様を惹きつけるための「手段」、
特集に選ばれて集客するための「手段」などと考えると良いと思います。
でもとにもかくにも、商品写真は残念な写真より素敵な方が良いです。
コツを押さえれば、魅力的な商品写真をとれるようになりますので、今まだ自分の写真に満足できていない方は改善していきましょう)
初めてお客様からご注文いただいたのは、ショップをオープンさせてから約2ヶ月後のことでした。
お客様には、とても喜んでもらえました。
「本当に、見ず知らずの人に紙アクセサリーを届けて、喜んでもらえることができた!」
と、この時は本当に嬉しかったです!
これで万々歳!!すべて解決!
…と思いますか?
実は、そう簡単にはいきませんでした。
まだまだ「売れない」壁は続きます・・・
明日に続きます!