こんにちは、
ペーパークイリング作家/講師、のの製作所です。
このブログ記事は、プロ用レッスンに興味がある方にのみ限定公開しています。
ハンドメイド販売活動や講師活動を続ける中で多くの人がぶつかる
- ①新作デザインや新しいレッスン内容を「作り続けられない」
- ②商品やレッスンが「売れない!」
という「二つの壁」をのりこえることを目的としています。
まず今回は、
第一の壁「新しいアイデアを作り続けられない」について、私の体験をお話ししますね。
私は2020年夏、
minnneでオンラインショップをオープンしました。
ショップオープン時、さっそく第一の壁がやってきます。
すなわち、
「新しいアイデアを作り続けられない」
「新しい商品の種類を、どう増やそう」の壁です。
「お客さんに、あれこれ見て選ぶ楽しみも感じてもらえたら嬉しい。
だから、種類を増やしたい。
でも、魅力的なオリジナルデザインを沢山作るには、どうしたらいいんだろう?」
こんな時、あなたはどうしたら良いと思いますか?
- ペーパークイリングの勉強をする?
- 技術を高めて、資格を取る?
- 他のクイリング作品や、アクセサリーを参考にする?
…私はどの方法もとりませんでした。
(ちなみに上に挙げた方法3つとも、必要だと思ったことは一度もありません)
私がやったことは、
「固定観念を外して、とにかく手を動かして作る」です。
紙アクセサリーだから、ペーパークイリングという手法で作るから、という限定した考え方を、いったん忘れることにしました。
どんなデザインを作るかは自由なのに、
こうやって作るのが当たり前
お手本がこうなっているから
皆こうやって作っているからって、
人と同じようなものばかり作っていてもつまらない。
固定観念をもたずに、もっと色々試してみよう!
私は、紙で色んなことをやってみました。
ペーパークイリングに使う紙が、細長いひも状になっていることから
「水引やワイヤーみたいに扱ってみたらどうだろう?」
「ひも状じゃなくて、もっと大きな紙で作ったらどうなるかな」
と試してみたり、
画用紙のような質感の紙だけでなく、和紙やトレーシングペーパーなど多様な種類の紙で作ってみたり。
日常生活の中で
「あ、この景色、素敵」
「あ、同じ箱がきっちり整然と並んでいる様子、きれい」
と思ったら、それを紙で表現してみたり。
適当に作ったパーツを、積木で遊ぶように組み合わせては崩し、
崩してはまた組み合わせて、様々なデザインを試作してみたり。
実際に手を動かしながらああだこうだやっているうちに、
「じゃあこうやってみたらどうだろう?」
「次はもっとこうしてみよう」
と、どんどんアイデアが湧きました。
次々と新しく作り出しているうちに、
私が作り出すデザインは全部ちがう形をしているけれど、「共通の方法」で作られている、と気付いたんです。
これが、私が
「魅力的なオリジナルデザインをいくらでも作る方法」
をつかんだ瞬間でした。
これは「のの製作所のデザインづくりの根幹」といっていい方法でした。
その証拠に、数年たった今もこの方法で新作アクセサリーや、レッスンを作り出しています。
その方法とは…
長くなってしまうので、今回はここまでです。
気になる続きは、また明日お届けしますね。