こんにちは。だるまです。
今回は、「登園拒否」の対応についてです。
登園拒否って、親も涙が出そうになりますよね。毎朝子供と格闘して、もうくたくたですよね。。。
我が家の長男も、一年以上登園拒否し続けました。
その時期に、私のとった対応とその結果、登園拒否が終わるまでの道のりをお話しします。
もくじ
私がやった登園拒否対応とその結果
毎日の登園だけでぐったりしていました。(参考【実録】登園拒否、ある朝の光景)
私がとった対応と、その結果はこんな感じです。
①時計を利用する→△
「長い針が4のところにいったら支度しよう」など、相談して約束事を作りました。
→△ 初めは「あ!4だ!お仕度だ!」なんてやっていましたが、そのうち「やだ!9になったらがいい!」など、反論するようになってしまいました・・・
②登園前にひと遊びする→◎
10分~20分程度で終わる遊びを、登園前にやっていました。
例えば「パズル」「かるた」「絵本」など、終わりがはっきりしているものです。
- 「これが終わったら、保育園行こうか」と先に相談して約束すること
- その遊びの間は子供の相手に専念すること
が重要です。
→◎ 一緒に遊べたことと、終わりがはっきりしているので気持ちを切り替えられることが出来ていました。
③通園路を変える→△
気分を変えるためにやっていました。「今日はどっちの道にする?」とあまり遠回りにならない程度の2択を、子供に選ばせました。
→△ まだ泣き始めていないときには有効です。でも、手の付けられないくらい泣いているときは、全く効果はありません。
④○○を見よう!と外に誘い出す→△~○
靴も履いてくれないようなとき、まず「玄関前に、昨日いた大きな虫、まだいるかな?」と近場にあるものを使って誘います。
最終的に「保育園で飼っているクワガタは元気かな」などと、徐々に目的地に到着するように誘導します。
→△~○ 話に乗ってくれれば、効果ありです。でもやっぱり泣きわめいているときは、声が届かないため、効果が薄いです。
⑤一つだけ、心の友を持っていく→◎
小さなおもちゃを一つだけ持っていきます。長男はウルトラマンの人形や恐竜のおもちゃなんかを、その日の気分で選んでいました。
ちなみに先生に朝だけ持って行っていいか確認して、おもちゃは部屋で別れるときに回収していました。
→◎「保育園行こう」ではなく「今日は何を持っていく?」と聞くと、条件反射?でその日のお気に入りを選び始め、あまり登園拒否反応が出ませんでした。一年くらい毎日何かしら持っていきましたが、今は持って行かなくても平気になっています。
⑥楽しいグッズを用意する→○
保育園で使う道具を新調するときには、子供と一緒に選びます。うち履きや、コップ、お弁当箱、箸、ハンカチやティッシュ、なんでもいいです。
→○朝登園を嫌がったときは、「保育園行くと、これが使えるよ!」と誘います。新品であるほど、効果大です。徐々に効果を失っていきます。
⑦何が嫌なのか聞く→×
→×「子供は嫌なことがなくても嫌がったり、自分でもわかっていなかったり、上手く説明できなかったりするから聞いても仕方ない」ときいたことがあります。
でも私は聞いてみました。
「お昼寝のときトントンされたくない」と言われました。
それは先生に話して止めてもらいました。
それを止めたからといって、登園拒否が収まることはありませんでした。
が、話したら聞いてもらえると長男は感じたようでした。
なので登園拒否対策としては×、親子の関係には○でした。
⑧楽しかったことを聞く→△~○
→△~○ お迎えのとき、楽しかったことを聞いて、次の日「昨日○○楽しかったでしょ?今日はどんな楽しいことがあるかな」と声をかけていました。
話に乗ってくれればしめたものですが、泣き叫んでいるときは全く効果ありません。
⑨「えーんえん」の絵本を読む→×
朝のお別れが嫌で泣いちゃう子が出てくる絵本です。
涙がたまって、海になって、子供はお魚になって。最後はお母さんが助けに来てくれます。
これを読んで「長男君がピンチの時は助けに行くよ。大丈夫だからね」といっていました。
→× 登園拒の解決には効果はなかったですが、泣いたって大丈夫だよ~と親子共に言われたような気がして、ちょっと気が楽になります。
登園拒否しなくなった理由
どうにか泣かずに登園してほしいと、私なりにあれこれ試行錯誤したわけですが、登園拒否が落ち着いた理由として一番大きいのは、「子供の成長」だと感じます。
私のしたことはその場その場では有効なものもありました。
でも、本当に登園拒否が落ち着くようになるには、気長に子供の成長を待つしかないんだな~って思いました。
裏を返せば、「子供が成長すれば(=時間が経てば)解決する」ってことなんですよね。
それから、担任の先生が「ゆっくりでも長男君のペースで、できるようになりますよ」って、ゆったり見守ってくれたのも大きかったです。
長男の好きな仮面ライダーごっこ風に「変身だ!」とかノリノリでお部屋に誘ってくれたりしたのも、ありがたかったです。
そうこうしているうちに、登園拒否の終息は徐々に訪れました。
まず次男の一歳の誕生日がすぎたころ、「あれ?最近、朝泣くことが少なくなってきたかも!?」と気が付きました。
それから間もなくして「朝保育園行かないって一度も言わない一週間」が訪れたのです!
その時は、ちょっと涙が出そうでした。長男も、辛い山を乗り越えられたんだ!って。
まさかの登園拒否「再発」!
登園拒否が終わった!と思ったのも2ヶ月間くらいのことで、一週間程度の入院+年末年始の長い休みを経て、また「登園拒否」が始まってしまいました。
また始めからやり直しか・・・。と正直ガックリきました。
でも、再度登園拒否していたのは短い間でした。
半月位したら、また急に登園拒否しなくなり、それどころか「遊びたいから、お迎えゆっくりきてね」なんて言うようになりました。
あんまり驚いて、本人にも「なんで?!」と聞いたくらいです。
子どもの中で解決できたってことなんでしょうね。
さいごに
登園拒否は「子供の成長」=「時間の経過」が解決してくれます。
それまで小手先の手段かもしれませんが、今回お話しした9つの対応も、効果があったらめっけもんくらいの気持ちで試してみてください。
毎日格闘してるうちに、気が付いたら楽になってるときが必ずきます。
辛いときは泣きましょう。涙でデトックス。
ではでは、読んでくださりありがとうございました☆彡
≪追記≫
年中に進級し、連休が明けたころ、またしても登園拒否が再発してしまいました。毎朝泣いてます。
また子供の中で変化があって、なにか葛藤しているんでしょう。気長に、気長に…と自分に言い聞かせつつ、対応しています。
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