今回は、子供の「急性中耳炎」体験談です。
急性中耳炎って、痛がったり、熱が出たりするイメージですよね。
でも次男が一歳のときになった中耳炎は、痛くない・発熱なしだったんです。
どんな様子だったのか、詳しくお話しします。
中耳炎の症状は?
全く痛がらない、発熱なし。いつも通り元気だったので、中耳炎になっていることに、全っっっ然気がつきませんでした!
ただ、以前お話ししたように、
- 風邪気味で咳と鼻水があったこと
- 「めやに」がひどかったこと
- 耳がいつもより汚れている気がしたこと
で、耳鼻科を受診しました。
そこで、中耳炎になっていて、しかもかなり悪化していたことが判明しました。
耳の汚れは、いつもはついていない黄色っぽいカサカサパサパサしたものでした。
今思えば、膿や耳だれが乾いたものだったのかもしれません。
中耳炎の原因は?
はっきりはわかりませんが、おそらく風邪のバイ菌が耳にいったんだろうということでした。
このころ出ていた「めやに」も、風邪バイ菌が悪さしているのではと言われました。
鼻・耳・目は繋がっていますから、一か所悪くなると、他の場所の病気にも注意が必要なんですね。
治療方法は?
鼓膜切開
初めに、鼓膜内にたまった膿を出すために、わざと鼓膜を切りました。
薬で治せないくらい悪化していたので、鼓膜切開が必要でした。
膿が溜まりすぎると、鼓膜を破って出てきてしまいます。
鼓膜はふさがる力を持っていますが、自然に破れてふさがってを繰り返すと、鼓膜がきれいにふさがらなくなり、穴が開いたままになってしまいます。
すると、耳の聞こえが悪くなってしまうのだそうです!怖いですね。
耳鼻科の先生に、メスで切ってもらった鼓膜は、きれいにふさがるそうです。
鼓膜切開後は、耳に綿を詰め、次の日にとってもらいました。膿が多くて、鼓膜切開した夜、綿が押し出されてしまったほどでした。
点耳薬と飲み薬
鼓膜切開後、5日間分の「点耳薬」と「抗生剤」を処方されました。
点耳薬は、耳にさす目薬のようなものです。
「耳の奥に3~4滴入れて、10分そのまま横になる。それを左右の耳に行う」と言われましたが、子供にそんなことできるわけなく。
できる範囲でやってました。
飲み薬
少し症状がよくなると、飲み薬(抗生剤)だけになりました。
だんだん弱い薬になりましたが、途中で悪化してしまい、また強めの薬からやり直ししたこともありました。
原因は、また風邪をひいてしまったせいだと思います。
それから、先生には「薬の飲み忘れで悪化することもあるから注意してください」と言われました。
治療期間など疑問あれこれ
治療期間
初めて耳鼻科に行ってから、治ったと診断されるまで「約1ヶ月」かかりました。
その間、耳鼻科に5回通院しました。
お風呂は入っていい?
熱がなく元気なら入ってもいいと言われました。
ただし、耳の中に水が入らないように!とのこと。
次男は元気だったので、いつもと変わらず入浴していました。
保育園は行ける?
鼓膜切開をした翌日は、休みましたが、その他の日はいつもどおり保育園に通っていました。
耳鼻科では、熱がなく、元気で食欲があれば登園しても大丈夫と言われましたよ。
中耳炎のその後
今のところ、再発はしていません。が、注意はしています。
次男の場合、私が全然気がつかないうちに中耳炎が悪くなっていたわけです。
知らないまま中耳炎が悪くなって、聴力に悪影響したがあったらイヤだな、と思ったので、風邪をひいたとき・めやにが出たときはなるべく耳鼻科も受診するようにしています。
中耳炎体験談まとめ
耳が「いつもと違う」と、少しでも感じたら、耳鼻科を受診してください!
子供が痛がらなくて元気でも、思わぬ病気が潜んでいることもあります。
何でもなかったら、それで安心できますからね。
ではでは、読んでくださりありがとうございました。
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