ペーパークイリングで手作り!ハンドメイドアクセサリーの作り方②どんな材料を使ったらいい?

ここでは「ペーパークイリングアクセサリーの”材料”」についてお話します。

前回の「基本の道具の話」と合わせて読むと、スムーズにハンドメイドアクセサリーづくりをスタートすることができますよ。

今回も、私が使っている材料の写真付きでお伝えします。

手作りアクセサリーを楽しみたいという方は、ぜひ最後まで読んでくださいね。

ペーパークイリングアクセサリーの材料

ペーパーアクセサリーの材料は、主に次の3つです。

・紙

・防水材

・アクセサリーパーツ

この他に、

作りたいモチーフによっては、ビーズなどの装飾アイテムや、テグスやアクセサリー金具なども必要になります。

次項から、一つずつ詳しく見ていきましょう。

どんな紙をどうやって使う?3つの方法

ペーパークイリングアクセサリーの主材料である「紙」。

どんな紙をどうやって使うかには、主に3つの方法があります。

 

3つの方法とは、

  1. 専用の紙(クイリングペーパー)を使う方法
  2. 画用紙などを自分で切って使う方法
  3. 特殊な紙などを工夫して使う方法

私は、主に①の方法を採っていますが、②③の方法でも紙を扱っています。

では3つの方法について、順番に見ていきましょう。

方法1.専用の紙(クイリングペーパー)を使う

まずは、あらかじめ細長く切ってある「ペーパークイリング専用の紙(クイリングペーパー)」を使う方法。

これは一番手間がかからない方法です。

クイリングペーパーとは、このような物です↓

私は主にこの方法を採っています。

なぜかというと、きれいに切り揃えられた紙を使うと、出来上がりも美しいからです。

 

クイリングペーパーには、日本製のものも海外製のものもあります。

製品によって色が違うだけでなく、幅や長さ、紙の厚み、質感など様々。

作りたいモチーフに合うクイリングペーパーを選びましょう。

“どんなクイリングペーパーを、どこで手に入れているか?”については、また別の記事でお話しますね。

方法2.画用紙などを自分で切る

二つ目は、画用紙などを自分で切って使う方法です。

「売られているクイリングペーパーに、好きな色やサイズが無い」

「手間はかかっても良いから、なるべく安価にすませたい」

などという場合におすすめ。

 

私は

「どうしても、この色(紙)を使いたい!」

という時は自分で切って使っています。

 

この方法をとるときに注意したいのが、「同じ幅で沢山の紙を切ることができるのか?」という点。

 

カッターで一本ずつ切る場合、ほんの少し幅が違うだけで、仕上がりに悪影響が出てしまいます。

 

とくにタイトサークル(紙をゆるめず、きゅっと巻く方法)で紙を巻いたときに粗が目立ちます。

そのため、この方法を採る場合は、慎重に切る必要があります。

 

この“幅が揃わない問題”の解決策は“手動シュレッダー”を使うことです。

電動の細かく裁断されるシュレッダーではなく、「手動の長細く切れるシュレッダー」を使います。

シュレッダーを使えば、同じ幅の紙が一気に大量に出来上がります。

 

ただしこの方法にも注意点があります。

例えば、柔らかい特殊な紙の場合は、キレイに切れない可能性もあることです。

それから、シュレッダーの裁断幅は通常3〜4ミリですので、他のサイズが必要な場合はこの方法は使えません。

自分で紙を切るときは、扱う紙や欲しいサイズによって、やり方を選びましょう。

方法3.特殊な紙工夫して使う

最後の方法は、「特殊な紙」を工夫して使う方法です。

ここでの特殊な紙とは、例えば和紙や加工紙などのこと。

特殊な紙を、そのまま使えるときは良いのですが、

時には

「厚手すぎて巻けない」

「薄すぎて強度が不安」

「巻くと、この紙の良さが表現できない」

など、いつものように巻くやり方では、美しいモチーフを作れないことがあります。

この場合、何かしらの工夫が必要です。

 

どのような工夫をすれば良いかはケースバイケースなのですが、考え方としては、

「では、どうしたら問題をクリアできるか?」

を考えることで、突破口や、新しい創作方法が見つかりやすくなるはずです。

 

例えば、私のこの「和紙アクセサリー」は、「柿渋染」という伝統技法が施された和紙を使っています。

「味わいのあるこの柿渋染和紙を、どうしても使いたい!」

と思った私。

 

しかし、いつものように巻く方法では、

キレイなモチーフが出来ず、おまけに柿渋染和紙の「味わい」が全く活かせませんでした。

そこで試行錯誤の末、私は「巻く」のではなく、紙で作った芯を「包む」方法を考えました。

これにより、柿渋染和紙の素敵な表面部分を前面に出しつつ、スッキリしたモチーフに仕上げることが出来たのです。

 

私が柿渋染和紙を扱ったときのように、

「この紙を使いたい!」

と思っているのに、うまく行かない時は、

繰り返しになりますが、

「じゃあ、どうしたら問題をクリアできるか?」

を考えて、試行錯誤してみてください。

思わぬ角度から解決できたり、よりステキなものが出来る可能性がありますよ。

主材料の紙の話は以上です。

次は、仕上げ剤(防水材)について見ていきましょう。

ペーパークイリングアクセサリーに必須「防水材」

ペーパークイリングアクセサリーに欠かせない材料の一つが、「防水材」です。

「紙アクセサリー」は水や汚れには弱いため、日常的に使うには「防水材」で保護するのが必須であると考えています。

防水材を塗ることで、日常生活で安心して使用できるようになりますので、ぜひ仕上げに塗りましょう。

私は防水材としてこちらを使用しています。


パジコ 水性防水材 ツヤあり 白 202943

クラフト用ニスは他にも様々な製品がありますので、お好みで使ってくださいね。

防水材を塗るときは、細めの筆で一つ一つ丁寧に塗っています。

(道具編で入れ忘れてしまいましたが、この時の筆も必要ですね💦)

アクセサリーパーツ

アクセサリーパーツとは、ピアスやイヤリング、ネックレスなどの金具のことです。

アクセサリーパーツをつけることにより、作ったモチーフをアクセサリーとして楽しむことができるようになります。

アクセサリーパーツは、お近くの手芸店や、インターネットでも手に入ります。

色や素材などは様々ですので、目的や好みに合わせて選んでいきましょう。

今のの製作所では、次の写真に写っているアクセサリーパーツの他に、ブローチやネックレス金具なども使用しています。

まとめ

  • ペーパーアクセサリーの材料は、「紙」「防水材」「アクセサリーパーツ」
  • 作りたいモチーフによっては、ビーズなどの装飾アイテムや、テグスやアクセサリー金具なども必要。
  • 主材料の「紙」は、専用の紙(クイリングペーパー)を使う他、自分好みの紙を工夫して利用可能
  • 「防水材」は必須!
  • アクセサリーパーツは、用途に合わせて。素材や色などはお好みのものを使いましょう

というお話でした。

 

これで道具と材料が揃いました!

さぁ、あとは、作るだけ…ですが、

一体何から作ればいいのか…!?

というわけで、「基本の技法のお話」も後々できたらなと思っています。

どうぞお楽しみに♪

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。