ここでは、初心者の方もお金をかけずに100均(ダイソー・セリア)などの材料で「気軽にペーパークイリングアクセサリーを楽しむ方法」をお伝えします。
ペーパークイリングで何か手作りしようと思っても、
「ペーパークイリングって特別な道具を揃えなくちゃ作れないのかな?」
「教室で習わないと作るのは難しいのかな?」
と、作るのに少しハードルを感じる方もいらっしゃいますよね。
でも実は、ペーパークイリングっていつも目にしているような身近なもので、気軽に始めることが出来るんですよ。
今回は具体例として、
100均(ダイソーやセリア)やホームセンターなどでも購入できる材料で、手軽に作れるハンドメイドアクセサリー(ピアス・イヤリング)を作ります。
ペーパークイリングをやってみたいけど、何から始めたらいいのかわからない方、
試しに少しだけ作ってみたい方は、ぜひ本文を読みすすめてみてください。
使う材料や、作り方などを詳しく説明しますので、一緒に作ってみましょう♪
もくじ
ペーパークイリングアクセサリーは100均(ダイソー・セリア)の材料でも作れます
今回は、100均(ダイソー・セリア)やホームセンターでそろえた材料で、こちらのシンプルなピアス(イヤリング)を作ります。

基本の作り方がわかれば、アレンジしても作ることができます。
さっそく作ってみましょう♪
使う材料
- 色画用紙
- カッター
- 定規
- 爪楊枝
- ボンド(こちらはホームセンターで購入)
- アクセサリーパーツ
- ニス(クラフト用のもの。今回はダイソーで購入したものを使用しました。ホームセンターでも購入可)
今回はボンドのみホームセンターで購入したものを使いました(200~300円程度)。
紙を貼り合わせるときは、100均にも売っている普通の木工用ボンドでOKです(例・下の写真左)。
ピアス金具などのアクセサリーパーツを接着するときは、下の写真右に写っているような「紙と金属」など異素材を接着できる接着剤を使用しましょう。

ノズルが細いタイプもあります↓
使いやすいものをお選びください。

ペーパークイリングピアスの作り方
では、具体的な作り方を説明しますね。
今回は赤い画用紙で説明しますが、もちろんお好きな色をお使いくださいね。
①画用紙を切ります。
サイズは、幅1センチ×長さを5センチで、これを4枚用意します。

②カットした紙を爪楊枝に巻きつけて、端をボンドで留めます(4枚とも同様にします)


③画用紙から、約1㎝×7㎜の長方形を2枚切り出します。
④ ③で切り出した長方形に巻いた紙を並べて貼りつけます。
※巻いた紙同士も貼り合わせましょう

⑤裏にアクセサリーパーツを接着

※アクセサリーパーツの平皿サイズが大きい場合は、紙パーツを増やし、モチーフを大きくしてアクセサリーパーツを隠しましょう。
⑥ボンドがしっかり乾いたら、ニスを塗り乾かし、完成です♪
巻いた紙の数や並べ方を変えて、様々なデザインを作ることができますよ。
例えばこんな感じです↓


このように、手軽に手に入る材料でもペーパークイリングを楽しむことはできます。
「初めてなので試しに作ってみたい」という方は、今回の材料や作り方をぜひ試してみていただきたいのですが、
実は100均などで手に入る材料を使うときには、知っておいた方が良い「メリット」と「デメリット」があります。
これから始める方の材料選びの参考になればと思いますので、次項では、「100均などで手に入る材料を使うメリットとデメリット」をいくつかお話しますね。
ペーパークイリングに100均アイテムを使うメリット・デメリット
ペーパークイリングを楽しむ際に、100均やホームセンターで揃う材料を使う「メリット」と「デメリット」をお話します。
ご存知の方も多いと思いますが、ペーパークイリングには、専用の道具や材料があります。
(専用の道具や材料について、詳しくは以前書いたブログもご参照ください↓
ペーパークイリングで手作り!ハンドメイドアクセサリーの作り方①基本の道具をご紹介
ペーパークイリングで手作り!ハンドメイドアクセサリーの作り方②どんな材料を使ったらいい?)
100均などでそろえるのが良いのか、それとも初めから専用のものを用意した方が良いのかは、人それぞれだと思います。
どのような道具・材料を使うのがあなたに合っているのか、判断するときの参考にしてみてくださいね。
100均アイテムを使うメリット
100均でアイテムを揃えるメリットには、次のようなものが挙げられます。
・初期コストを低く抑えられる
・惜しげなく使える
・手に入れるのが容易
ダイソーやセリアで材料を揃えれば、商品1つ当たり100円なのですから、いくつか買いそろえても数百円と初期のコストを抑えることができます。
高価な材料ではないため、失敗してもそこまで惜しくないですし、練習用としても惜しげなく使うことが出来ます。
また、100均のお店はあちらこちらにありますから、「欲しい」と思ったときにすぐに買いに行けるため、容易に材料を手に入れることができます。
100均アイテムを使うデメリット
次に、100均でアイテムを揃えるデメリットも見ていきましょう。デメリットには、次のようなものが挙げられます。
・材料の準備に手間がかかる
・紙を手作業で切るので、紙幅を揃えるのが難しい
・デザインの幅を広げにくい
まず、手間がかかってしまう点。
100均などで購入した画用紙を使うには、画用紙を切る手間が発生します。
数枚切り出すだけであればそこまでではありませんが、いくつか作品作りを続けていくと、デザインによっては何十枚も紙を切ることになり、なかなか大変です。
次に、紙を切り揃える際のこと。
きちんと幅が揃った紙を使うのと、幅が揃っていない紙を使うのとでは、明らかに見た目が異なります。
大きめのインテリア作品ではそこまで気にならなくても、今回のアクセサリーのような小さなものの場合は特にちょっとした違いが案外目立ちます。
そのため、幅が揃った紙を使いたいところです。
しかし「手作業で、紙幅を切りそろえること」は案外難しいものです。
今回は1㎝幅で切りましたので、まだ紙幅を揃えやすいですが、5㎜や3㎜など、もっと細く切るときは特に難しさを感じます。
もちろん、いつも同じ幅で切りだせる器用な方は問題ありませんが、
私のように幅を揃えて切るのは苦手という方の場合、どうしてもクイリング専用の紙(クイリングペーパー)を使って作った方が、完成品は整った見た目になります。
最後に、作ることが出来る「デザイン」について。
ペーパークイリング専用の道具や、100均以外の材料を使った方が、様々なデザインを作ることが出来ます。
道具に関しては、専用の道具(クイリングスロット・紙を引っ掛けて巻く道具)を使うからこそできるデザインもあります。そして、専用の道具ですのでやはり使いやすく、作品もキレイに仕上がります。
紙に関しては、例えば「色」に着目してお話すると、
店頭で見たたことがある方ならご存知だと思いますが、100均で購入できる紙は、色のバリエーションがそこまで豊富ではありません。
最近はダイソーでもセリアでも、パステルカラーやくすみ系のニュアンスカラーの紙も見かけますが、クイリング専用の紙(クイリングペーパー)や、紙専門店等の方が紙の色の種類は断然多いです。
これらのメリット・デメリットを押さえた上で、材料や道具を揃えてみてくださいね。
ペーパークイリングアクセサリーの手作りキットあります
ここまで100均などの材料でペーパークイリングに取り組むメリット・デメリットを確認しました。
「まずは100均で始めてみよう」という方も
「せっかく作るなら、道具を揃えてキレイに作りたい」という方もそれぞれいらっしゃると思います。
どちらにせよ、ペーパークイリングはとっても楽しいので、
ご自身にあった方法で、まずは始めてみていただけたらなと思います。
ちなみに、のの製作所では、オリジナルの本格的なキットを用意してます。
材料も道具も揃っているので、初めての方も迷わずすぐに作り始めることができます。
動画レッスンなので、スマホやパソコンから好きな時間に取組めますよ。
せっかくだから綺麗に仕上げたい
作り方を詳しく知りたい
だけどなるべく手軽に始めたい
という方はこちらも是非活用してみてください。
※今後新しいデザインも予定しています♪
まとめ・まずは気軽に始めてみてね
ここまで、「お金をかけずに100均などの材料で、気軽にペーパークイリングアクセサリーを楽しむ方法」をお伝えしました。
ペーパークイリングは、特別な道具が無くても、始めることが出来ます。
集中して作る時間はとっても楽しいですし、アクセサリーに仕立てたら出来上がったアクセサリーを自分でつける喜びも味わえます。
今回のお話で「まずは気軽にやってみようかな」と、ペーパークイリングを楽しむお仲間が増えたら嬉しいです。